
今押さえておくべき7つのトレンド:背景テンプレートとアイコンデザイン
何もない状態からデザインを始めるよりも、できあがったビジュアル素材を利用すると効率的です。デザイン経験の有無に関係なく、本格的に制作された多彩なビジュアル素材を活かせば作業がはかどります。テンプレート、背景、アイコンといった素材を使えば、真っ白なスクリーンを眺めてアイデアを考えこまなくても、必要な素材をデザインにまとめることができるので、制作時間の短縮になります。とくに仕事量が多いときは、ビジュアル素材を使うことでクオリティの高い仕上がりを実現しやすくなります。ゲッティイメージズの運営するiStockでは、テンプレート、背景、アイコンを厳選したボードを提供しながら、伝えたいメッセージに適した素材を見つけやすくすることで、訴求力とまとまりのあるビジュアル表現をサポートしています。ここでは、現在トレンドになっているデザインのビジュアル素材をボートにまとめました。次のビジュアル制作でぜひご利用ください。
テンプレート
1127769424, twins_nika | 850915012, Artrise | 999038220, iam-Citrus | 1153586379, iarti
テンプレートを使うと、ビジュアル制作のアイデアが思い浮かびやすくなるだけでなく、制作をすばやく仕上げたいときの取っ掛かりになります。ほかにも、納期の短い制作物に対応するときにも便利です。プロによって制作されたテンプレートは、コンバーションを最大化するようにデザインされているので、自分のブランドに合わせてカスタマイズする際に便利なたたき台になります。時間に余裕があれば、テンプレートいくつかテストしてみてもいいでしょう。
テンプレートのトレンド
iStockの人気テンプレートをチェックして、ウェブサイト、メール、チラシなどのデザインを手早く制作してみてください。
背景
1026054960, yourbordo | 669828920, chaofann | 872512026, Treedeo
デジタルと印刷物のどちらのレイアウトでも、その土台になるのが背景です。適切な背景を選べばデザインに深みが加わり、キャンペーンに含まれる複数のアイテムに一貫性をもたせることができます。ソーシャルメディア、バナー広告、ウェブサイトなど、複数のキャンペーンチャンネルで一貫した背景を消費者が目にすることになれば、ブランドの印象がすぐに伝わります。背景は後から付け足すものというよりも、文字やその他のグラフィック要素がまとまりのあるひとつのデザインになるように支えるものと言えるでしょう。
背景のトレンド
- メタリック :シンプルな無地の背景を選ぶのもいいですが、テクスチャーのおもしろい背景も試してみましょう。ゴールド、シルバー、ブロンズ、プラチナといったメタリックカラーは、優雅な感覚を表現するときによく使われてきました。現在では、メタリックな要素は背景に取り入れられることが多く、ざらついた質感や絵の具を塗ったような質感などの背景が人気になっています。
- 液体的デザイン:抽象的な背景の人気が高まっているなか、液体的なデザイン効果が2019年のトレンドのひとつとして台頭しています。複数の形状が互いに溶け合うデザインや、雫が滴り落ちるデザインなど、液体的な効果によってデザインに動きをつけることができます。
- 映像:多くのブランドがウェブサイトで最初に表示される部分の背景へ映像を埋め込むようになっています。それによってコンバーションが高まるためです(英語)。それだけでなく、映像を使ったウェブサイトでは訪問者が平均88%長い時間を過ごすことが研究で分かっています(英語)。
次のビジュアル制作に向けて適切な背景をiStockで探してみましょう。
アイコン
1135264723, sesame | 545353474, molotovcoketail | 1078141144, rambo182 | 966327128, cnythzl
アイコンを使うと、情報をイラストで簡単に表現できますが、文字量の多いコンテンツでメッセージを演出したり、興味を引き付けたりするときにも効果的です。アイコンは小さなイラストですが目に留まりやすく、大抵の場合は言語に関係なく表現したいメッセージをすばやく伝えて、印象に残りやすくすることができます。それだけでなく、アイコンはブランドの個性を強める方法としても有効で、率直で真剣なものや陽気で楽しげなもののどちらでも効果を発揮します。
アイコンのトレンド
- フラットデザイン 2.0:要素を少なくしたミニマルなフラットデザインが進化を遂げています。コンピュータスクリーンの解像度が向上するなか、徐々にデザイナーは陰影のグラデーションをふたたび取り入れるようになっており、より多くの色とテクスチャーで作り込まれたアイコンが使われています。
- 2次元に3次元を取り入れる:2次元空間で等角投影法を用いて、3次元の物体を作り出す手法が、工業的な作画の分野から一般デザインの分野へ広まっています。コンテンツの案内役を果たすインフォグラフィック要素としてアイコンを使って、ウェブサイトの文章を演出したり、シンプルにまとめたりしてみましょう。
iStockで利用可能な多数のアイコンを検索してみてください。洗練されたデザインを生み出すのは、必ずしも複雑なことではありません。テンプレートを土台にして、背景素材やアイコン画像を取り入れながら、簡単に制作できること実感してみましょう。