
ソーシャルメディアでブランドの新しさを保つためのiStockの活用方法
ソーシャルメディアが進化し続ける今、ブランドにとって効果的な活用と戦略を維持する方法を学ぶことが非常に重要となっています。ソーシャルメディアはビジュアル重視の媒体であるため、適切な画像を選ぶことが鍵となります。ソーシャルメディア上で、あなたのブランドと似通うコンテンツがどれほどたくさんあるかを考えると、なおさらです。
幸いなことに、iStockの豊富な写真、イラスト素材、映像のコレクションにアクセス可能な皆さんは、ブランドを定義づけ、オーディエンスを魅了し、それらを組み合わせて新しさを保つことができます。
どのプラットフォームでも、同じビジュアルを何カ月も使い続けることはビジネスに悪影響を及ぼしかねないため、これは重要なことです。印象的なイラストやインパクトのある写真は、最初に投稿した時こそエンゲージメントを伸ばすことができるかもしれません。しかし、何度も繰り返し使用することで、フォロワーは関心を示さなくなります。同じビジュアルを何週間も掲載するような有料のソーシャルメディアキャンペーンの場合、その傾向はより強く見られます。
一方で、有料キャンペーンを常に更新するのは費用と時間がかかり、その価値がない可能性すらあります。なんと言っても、有料ソーシャルコンテンツの効果測定には、多くの時間が必要となります。
この記事では、心に響くビジュアルコンテンツの選び方、ビジュアルを差し替えるタイミング、そして各ソーシャルプラットフォームでのアプローチ方法のヒントをご紹介します。
Instagramがこのリストの最初に来るのは当然のことです。画像の共有に特化した初めてのソーシャルネットワークとして、最も視覚的なプラットフォームと言って間違い無いでしょう。ユーザーが作成したコンテンツが多く共有されるこのプラットフォームでは、自然に感じられる画像を選択することが重要となります。また、ギャラリーやインフィード動画広告、Instagramストーリーズを考慮すると、動画の要素も強いことになります。
新しいクリエイティブは注目を集めます。そして、どんな種類のビジュアルがオーディエンスの心を掴むのかに注目することが大事です。皆さんはInstagramの投稿や有料広告に幅を持たせるために、十分な量のビジュアルコンテンツを準備していますか? 投稿から目を離さず、Instagram専用の分析ツールを活用し、投稿の効果を測定しましょう。また、ストーリーズ広告やカルーセル広告のような有料コンテンツの導入も検討し、オファーが最適化されているかどうかも確認しましょう。
iStockを活用して新鮮さをキープする
優先したいコンテンツがある場合は、Instagramのあらゆるフォーマットの中で最もエンゲージメント率の高いカルーセル投稿を検討してみてください。カルーセル投稿はエンゲージメントだけでなく、さまざまな画像で創造性を発揮することができます。カルーセルの作成は、ブランドにとってどんな画像が有効かを探るのにうってつけの手段でもあります。カルーセルを完成させるのにたくさんの画像を検索することになるため、何が有効で何が有効でないかが分かるほか、調べるべきトピックや検索キーワードを新たに発見することができるのです。
また、画像を用意する際には、投稿の向きやアスペクト比を考慮することも忘れないでください。Instagramユーザーは正方形か横長の写真を好む傾向がありますが、縦長のポートレート画像を使うことで、ユーザーがフィードをスクロールするより多くのスペースを占めることができます。つまり、オーディエンスの眼前にあるブランドのスペースが広がるのです。一方で、ストーリーズとリールのレイアウトには縦長の動画が適しています。iStockで“縦長の映像”を検索してアイデアを得たり、利用可能な素材をチェックするほか、iStockの写真エディターと映像エディターを活用して最適なレイアウトを作成してみましょう。
FacebookとInstagramは同じ企業傘下ですが大きく異なり、それぞれ違ったビジュアルアプローチを取るのがベストです。一例として、Instagramと比較してFacebookのユーザーは年齢層が高く、これは広告と投稿で使用する画像を選択する際に留意すべきデータポイントの1つと言えるでしょう。
また、FacebookはInstagramよりもコピーベースの投稿に適しています。ブランドの日々の投稿にはストーリーを伝えるために画像を使いたくなると思いますが、それだけではありません。有料キャンペーンでは、画像を定期的に差し替えるのが有効です。Facebookはより多くのユーザーが登録しており、より多くのブランドが投稿しているため、広告や投稿ではプロフェッショナルが作成した自然な印象の画像を使用すると、クオリティの高い画像を使用していないブランドと比較し、より目立つことができます。
iStockを活用してリアルに
洗練された本格的な画像を使用することは重要ですが、Facebookでは、ユーザーが家族や友人の投稿で見たいと思っているコンテンツと競合することになります。だからこそ、企業の価値観だけでなく、オーディエンスの興味を反映した私的でリアルな画像や映像をシェアすることが、非常に効果的なのです。iStockの豊富で多様なコンテンツの中から、皆さんのニーズにぴったりの画像を見つける方法については、こちらのガイドをご覧ください。
Twitterといえば、軽い一言を投稿したり@マークによるメンションが使えるプラットフォームと思われていますが、ビジュアルを重視した現代社会では、Twitterを視覚媒体としても扱うことがますます重要になってきています。しかし、テキストは今もなお重要です。ビジュアルで、あなたのメッセージを強調させるのです。そのトピックを明るく大胆な色で説明し、メッセージが人々のフィードで注目されるようにしましょう。
Twitterではデジタルアートとグラフィックが効果を発揮します。ブランドに人間味を持たせ、印象的で没入感のあるスタイルをフィードに加え、最終的にはスクロールを止めるのに役立ちます。Twitterで動画を使用する際は、同プラットフォームに最適化するのも忘れないでください。長い動画に対応しているプラットフォームもありますが、Twitter社のデータは、最長でも15秒に収めることを推奨しています。同じレポートでは、動画を投稿した場合は10倍近いリツイートが期待できることも確認されています。つまり、動画ツイートには大きな利点があるということです。
iStockを活用したTwitterへの対処法
iStockのテンプレートは、画像の出力を調整し、より早く作業を進めるのに優れた方法です。ルック&フィールが決まったら、テンプレートを使えば時間を大幅に短縮することができます。
さらに、iStockの提供するさまざまな美しい背景、抽象的な画像、そしてテクスチャーとパターンは、Twitterやその他の主要チャンネルでテンプレートフレームや背景、その他のブランドの特徴などを一貫した外観で保つための、無限のクリエイティブソリューションとなります。
ニュートラルな背景とビジネスでよく使われるLinkedIinもまた、明るい色が特に目を引くプラットフォームの一つです。LinkedInは天文学的なオーガニックリーチを誇り、そのリーチを活用するのはとても効果的です。「より多くのオーディエンス(とつながり)、より多くの視聴者に行動を起こしてもらい、LinkedInでの目標を達成するために」、マーケターは「同プラットフォーム上でもっと多くのビジュアルコンテンツを使う」必要べきだとSocial Media Todayはコメントしています。
LinkedInの投稿に使用された画像へのコメント率は98%も高く、同プラットフォームの専門家によると、1つの投稿に3~4枚の画像を使用したコラージュ画像は、企業にとって非常に良い効果を発揮する傾向があるといいます。動画はどうかと言うと、LinkedInへの動画付き投稿は、コピーのみの投稿と比較すると約3倍のエンゲージメントを獲得しているとデータが示しています。
ビジュアル素材を使った投稿を更新することは、フィードにおいても有料キャンペーンにおいても重要な工程です。新しいキャンペーンや季節の変化、最新の出来事といったリアルタイムのマーケティング機会を反映するために、ビジュアルを更新する必要があります。しかしもっと重要なのは、ブランド自体が新鮮さを失わないためにビジュアルを更新することです。
次回のソーシャルメディアキャンペーンに備え、iStockの高品質な画像/映像素材を検索し、各プラットフォームで何が最も効果的なのかを常に意識しておきましょう。