コロナ禍におけるクリエイティブなビジュアル表現

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1218548771, wilpunt社会が様変わりした今、新しい現実をビジュアルで表現する方法を考え直さなければなりません。これはクリエイターにとって、大小を問わず、世界中のビジネスやブランドのために現在の生活をうまく表現する制作物を提供する絶好の機会だと言えます。コロナ禍で計画が予定通りに進行しなくても、情報発信を行わなければならないことに変わりはありません。むしろ、こうした状況だからこそ、その重要性が増しています。ただし制作に取りかかるときには、考慮すべき点がいくつかあります。まずは、安全面についてです。クリエイターのみなさんと、みなさんの才能は非常に大切です。程度の違いはあるかもしれませんが、クリエイターに奨励されているのは自分自身をクリエイティブに表現することです。ただし、安全第一であることを忘れないようにしましょう。制作中のコンテンツのために、自分の健康や大切な人の健康を危険にさらすことがあってはいけません。COVID-19をテーマにしたコンテンツを作成する場合は、必ず事実に基づいた内容にして、細部にまで注意を払うようにしましょう。安全面の次は、自分の独創性を大切にすることです。独創性は、私たちみんなが持っている最高の道具であり、先行き不透明な時期と戦うために役立つものです。独創性は問題解決の力になることが多く、方向転換したり、考え直したりすることを可能にします。

身の回りにあるものを活用する

利用できるものが限られることは制約とみなされるかもしれません。一方で、多くのフォトグラファーがすでに示しているように、創造性を高めることにもつながります。人間らしい場面を撮影するのに人間を被写体にする必要はありません。一体感、つながり、家族、安心感、リラックス、心の平穏といったコンセプトを表現するのに、日常的なものを活かすこともできます。実際、弊社が最近行った顧客調査では、こうしたコンセプトを伝えるために多くのブランドが人物以外のビジュアルを求めており、それを見つけるのに苦労していることが明らかになっています。日常生活の中のちょっとしたストーリーを、家庭にあるモノを通してどのようにビジュアルで表現できるか考えてみましょう。そのモノに携わる生活のストーリーを、持ち主を起用することなく、どのように伝えられるでしょうか? 愛や一体感といったコンセプトを、モノや料理を使ってどのように表現できるでしょうか?

身の回りのものに目を向けて、アイデアを模索してみましょう。自宅の中のものでもかまいません。身近なものも含めて、日常生活のリアルな一面を撮影することに時間を費やしてみてください。完ぺきな照明や最新のカメラ技術を駆使する必要はありません。コロナ禍の生活風景をリアルに撮影する絶好の機会だと考えて、些細なことでも大切なストーリーを考えてみましょう。

その人らしさが伝わる状況を活かす

コロナ禍では、多くの人が自宅を整えてお手入れするなどして、大忙しなのではないでしょうか? その様子は家庭によって異なります。この記事を読んでいるあなたの自宅はどうでしょうか? これには在宅勤務や自宅学習だけでなく、食事の下ごしらえや洗濯といった基本的な家事も含まれますし、工作して遊ぶ幼児や、オンライン試験に向けて勉強する若者など、あらゆる年齢層の人が家庭で受けている知育/教育も含まれます。あなたの自宅では、どんなことが起こっているでしょうか? クラスメートや先生とのビデオ電話しているという人がいれば、兄弟姉妹や大人に教えてもらって、テクノロジーを使わずに学習している人もいるでしょう。その人や家庭ならではの光景を考えてみましょう。

屋外で撮影できる場面を考える

現在、屋外でできることが限られているので、その中でも利用できる場所があれば、うまく活用しましょう。様々な視点から同じ場所を撮影できる機会を探してみてください。自然を舞台に、ガーデニング、エクササイズ、ペットの運動、もしくは単純にくつろいでいる光景など、今では見かけづらくなった活動をどのように撮影できるか考えてみましょう。あなたにとって、自然と接するのはどんなときでしょうか? 外出が制限されている今だからこそ、重要に感じられる場所を意識してみてください。

今後の変化を考える

今は、将来を見据えて何をビジュアルで表現する必要があるのかいち早く考える時期でもあります。“コロナウイルス”、“COVID-19”、“パンデミック”といった言葉でビジュアル素材を検索する人が大半だということは、驚きではありません。一方で“ソーシャルディスタンス”や“自己隔離”といった言葉もトレンドになっており、その勢いはロックダウンが解除されていても衰えることがなさそうです。どれも最近になって見かけるようになった言葉なので、どのようなビジュアルが効果的なのかは、まだ明確になっていません。だからこそ、こうした言葉をビジュアルで表現する独創的な方法が求められています。現在起きている変化で今後も継続しそうなのは、より一貫した自宅勤務でしょう。家族と一緒に自宅で仕事をする様子や、1日の中で昼と夜の異なる時間帯で仕事をする様子、キッチンや寝室、ソファで仕事をする様子、普段着で仕事をする様子など、リモート生活の多くの課題をテーマにすることは、コロナ禍で生まれる社会の大きなストーリーになるでしょう。したがって、それをビジュアルで表現する方法も必然的に進化しなければなりません。ぜひこの機会に自分の撮影アプローチやスタイルにチャレンジしてみてください。新しいことに挑戦して新しいスキルを身につける貴重な機会と言えるでしょう。いつもの慣れ親しんだ環境ではなくなってしまった人も多いと思いますが、そのことも含めて自分のスタイルとして受け入れてみてください。※この記事は、ポール・フォスター(Paul Foster)がAdweekで執筆しました。パブリッシャーネットワークを行うIndustry Driveを通じてライセンスされています。ライセンスに関するご質問は、legal@industrydive.comへ直接ご連絡ください。

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